ナイトセミナー<写真講座>

まどのむこうのそのまたむこう~日々を見つめる写真の技法~(全4回)

  • 開催期間:【終了しました】2016年 9月22日・29日・10月6日・13日(木)/各日19:00~20:45 会場:一階和室
  • 料金:全回:3,500円(初回前払い)、各回:1,000円/定員:各回15名
  • 主催:砂丘館

わたしたちが暮らす日々は、どのような姿をしているのでしょうか。わたしたちはその姿を、どのように見つめることができるのでしょうか。日々から得た発見を、どのように人と分かち合い、新たな日々を作る手がかりとできるのでしょうか。写真という身近な道具を「まど」として、日々の暮らしを出発点に、わたしたちの知らない「むこう」へ向かう方法を一緒に探してみましょう。(講師:榎本千賀子)

 

 

■主な内容 

1) 9月22日/ 写真って、どんな「まど」?

この講座で使う、写真について考えてみましょう。日々を見つめる観察の道具として、発見を伝えるコミュニケーションの道具として、写真はどのような可能性を持つ「まど」であると言えるのでしょうか。身近な道具である写真を、あらためて見なおしてみます。

2) 9月29日/「まどのむこう」への冒険

写真をつうじて、日々を見つめた人々の冒険を辿ります。山深い村のなかで、都市の家庭生活のなかで、そしてここ新潟で……カメラを持って自らの日々に分け入った人々は、どのような眼を育て、何を見つけたのか、一緒に見てみましょう。

 

3)+4) 10月6日・13日/ わたしとあなたで「そのまたむこう」へ 【講評】

写真を通して日々を見つめた成果を、参加者全員でゆっくり検討します。各自が撮影した写真を2L程度にプリントしてお持ち下さい。講評では、写真の技術的な巧拙を評価するのではなく、写真に写るさまざまな日々の姿、多彩な眼のあり方を捉えることを目指します。まとまりある日々の姿、各自の眼のあり方をよりよく探るため、できるだけ沢山(20枚以上)の写真をお持ち下さい。

 

写真に関心のある方もない方も 幸福な日も残念ながらそうではない日も

一眼レフでもケータイのカメラでも 手元にある道具を使って

目の前に広がる日々を見直してみたい方を

お待ちしています

 

※1,2回目は講義形式。3,4回は写真を持ち寄り講評します。2L程度のサイズでご持参下さい。

※全回参加がおすすめですが、各回の受講も可能です

 

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講 師: 榎本千賀子(えのもと ちかこ)

1981年埼玉県で生まれ、東京で育つ。個展「DAEDALUS」(Musee F,東京,2005年)より写真家として活動。自らが暮らす住宅地を主なフィールドとして写真を制作する。2013-2016年新潟大学人文学部助教。新潟暮らしのなかで撮影した写真を個展「都市と都市:新潟」(新潟絵屋,新潟,2015年)、Zine『On the Dunes, Niigata』(DAEDALUS Press,2015年)として発表。
2016年5月より福島県大沼郡金山町に暮らす。奥会津地域の写真資料の調査・整理を行うとともに、自らの暮らす集落を中心として写真制作を行っている。HP

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【9月4日より受付開始】