『桜の園の砂丘館』【公演を中止いたします 8/28】

  • 開催期間:9月23日(木・祝)・25日(土)・26日(日)
  • 開館時間:9月23日①15時~ ②18時30分~ 9/25日①11時~②15時~③18時30分~ 9/26日①11時~②15時~③18時30分~
  • 料金:一般:3000円  学生:2500円 *未就学児は参加不可 8/4(水)申込開始 定員各回20名
  • 主催:サクマ企画  共催:砂丘館

サクマ企画演劇公演『桜の園の砂丘館』中止のお知らせ

 

2021年9月23日(木・祝)、25日(土)、26日(日)に予定しておりましたサクマ企画演劇公演『桜の園の砂丘館』は新型コロナウイルス感染症の感染拡大状況や緊急事態宣言・まん延防止措置の状況を鑑み、政府・新潟県・新潟市の方針およびお客様、関係者の健康と安全とを第一に考慮した結果、すべての公演を中止とすることと致しました。公演を楽しみにしていただきましたお客様には突然の変更となりましたこと、誠に申し訳なく、心よりお詫び申し上げます。ウイルス感染予防および拡大防止のため、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

既にご予約を頂いているお客様には改めて中止のお知らせとご挨拶をさせて頂く予定でございます。皆様におかれましては今回の公演中止に伴い多大なるご心配、ご迷惑をお掛け致しますこと、心よりお詫び申し上げます。ウイルス感染予防及び拡散防止のため、何卒ご理解賜りますよう何卒宜しくお願い申し上げます。

 

2021年8月28日

サクマ企画(主催)、砂丘館(共催)

 

公演中止のご挨拶

 

『桜の園の砂丘館』

構成・演出:柴幸男(ままごと)

原作:アントン・チェーホフ『桜の園』

翻訳:神西清

 

ロシアを代表する劇作家チェーホフの最晩年の戯曲『桜の園』を日本家屋である砂丘館全館を舞台に柴幸男が演出する。舞台と客席は固定されず、場所、時間、役者、次々に異なるその流れはここでしか起こらない。

出演:石川未来(劇団@nDANTE)、川上珠来、佐久間喜子、しんえな、高田遼太郎(舞衆一ノ太刀)、松井里美(劇団ハンニャーズ)、三浦真由(Souer+)、宮川飛鳥(アマヤドリ)、矢代剛士

 

音響:いとうゆういち/今井麻衣子、音響操作:三浦真央(Souer+)、制作:魚瑳まにぃ/里村華七(塩会)/広橋綾子/石川未来、、宣伝デザイン:写真:向井健人、

主催:サクマ企画

共催:砂丘館

 

柴幸男より

はじめて砂丘館に足を踏み入れたとき。いつかこの屋敷全体を劇場にした演劇をつくってみたいと思いました。部屋の奥から聞こえる台詞、通り過ぎていく俳優、観客は自由に屋敷を回遊し、やがて屋敷そのものが物語へと変容していく。そんな妄想をようやく実現できる機会が訪れました。題材は「桜の園」に決めました。滅びを直視できず夢を見続ける彼らが、今の私たちに重なるような気がしたのです。滑稽で哀しい喜劇をご用意して、砂丘館にてご来訪お待ちしています。

 

サクマ企画代表より

かつて人が暮らした、家族のあった場所。今、その場所は誰とでも、どこへでもつながる場所。そんな砂丘館に足を踏み入れるととても懐かしい感じがしつつ、そわそわもします。人は家に帰るとそこでしか見せない顔になります。外に出たら出たで、それぞれの場面、立場で見せる顔が変わります。それは意図的であり、無意識的であり。そんな性質を持つ人間という生き物の内側ともいえる場所、「家」。実際に暮らしの形跡があるこの場所に柴さんにも興味を持っていただき、また館長の大倉さん、砂丘館の方々にもご協力を頂くことになり実現した企画です。砂丘館で家族が住むところを見るのは、私は初めてです。どんな覗き見となるのか、本番が待ちきれません。

 

砂丘館という場所

砂丘館は旧日本銀行新潟支店長役宅という別名を持ち、かつて実際に暮らしがあり、家族という集団が住んでいた場所です。日本銀行新潟支店は大正3(1914)年の開設(全国10番目)。支店長役宅は当初西堀前6番町にありましたが、柾谷小路の拡幅にかかり現在地に移転しました。敷地面積約523坪、延べ床面積役152坪。新築に要した経費39,752円(現在の3〜4億円)。8代から37代まで30人の支店長が居住しました(平成11年10月まで)。

 

サクマ企画とは

素敵な人に出会うと「紹介」したくなる佐久間が演劇で生きる力が役者に注入される現場に感銘を受けて2016年11月に発足。創作チームの中、客席と作品との間での出会いなどの「素敵な人」、「素敵なもの」同士を引き合わせた演劇を企てる。ステージから客席への一方通行ではなく、ステージ⇔客席という両方向のパワーのベクトルが生まれるwin-winの関係を築くべく、サクマ企画活動中。

  • お申込み(TEL/FAX): 025-222-2676 【新型コロナウイルス感染拡大が引き続き懸念される状況下ですので、申し込み時にはご住所もお伺いします】
  • お申込み(E-mail): yoyaku@bz04.plala.or.jp
  • ※emailまたはfaxでお申込みの場合は、連絡先(電話番号)、人数を明記してください。
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