ガイド地図利用案内 ギャラリー催し

 「洲之内徹と新潟展」では多数の方にご協力をいただき、誠にありがとうございました。県外からもたくさんのお客様にお越しいただき、おかげさまで大盛況となった展覧会も無事に終了し、今年も残りわずかとなりました。砂丘館の庭園もボランティアの方々のお力添えで雪囲いを終え、冬の気配です。年末年始は一週間の休館をいただき、年明けは「高森いざや神楽」でお正月を祝います。三百年の伝統を持つ神楽・獅子舞で無病息災を祈りますので、是非ご参加下さい。あわせてお正月のしつらいで館内を飾りますのでお楽しみに。皆さまもどうぞ良いお年をお迎え下さい。
第3号 2007年12月8日


 砂丘館でのボランティアを始めて一年が過ぎ、週一回の庭園作業も少し慣れてきました。高木の剪定も、ボランティアの先輩に御指導を頂き、いらない枝をおろしてみた後の景観は自分なりに満足しています。早く一人で出来る様にもっと経験を積んでいきたいものです。作業が終了すると、砂丘館の応接室でコーヒーを頂きながら、楽しく「雑談」。 違う人生を歩んできた新しい仲間達ですから、話合いの中から、色々と、気付きを頂く、「ありがたい」時間です。感謝!!
 落ち葉多き庭を通って、草取り、掃き掃除を始めて、帰りも庭を通って帰りますが、余りの違いに?清々しく、満足した気持ちで家路に着きます。
 生涯健康のひとつの活動として、新たな仲間が参加されます事を願っています。
 Welcome 砂丘館
 昔、私が新潟小学校の児童だった頃、日銀新潟支店に親が勤務している同級生が何人かおりました。その子達は護国神社の近くにある日銀の家族寮に住んでおり、そこに遊びに行くとき、私は必ずドッペリ坂を上って行きました。長い階段を上りきると現れる大きなお屋敷は、いつも門が閉ざされ、高い塀で囲まれ、とても威圧的であり、一体誰が住んでいるのだろうと疑問を感じながら友の家へと急いだものでした。
 そして、今、そのお屋敷の中で働いているという不思議なご縁を感じています。砂丘館に勤務し、最初の頃は邸宅の雰囲気に浸り喜んでいましたが、来館される多くの方々と接しているうちに、様々な分野で、良い年の重ね方している方々にたくさん出会えるという新たな発見がありました。ボランティアに自分の時間を充てるということもその一つです。心のゆとりを感じます。私も人に良い影響を与えられる人生の送り方したいものだとつくづく思うこの頃です。(受付・川上)


砂丘館(旧日本銀行新潟支店長役宅)
〒951-8104 新潟市中央区西大畑町5218-1
TEL & FAX 025-222-2676