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2012年1月8日  ■主催:砂丘館(新潟絵屋・新潟ビルサービス特定共同企業体)


高森いざや神楽(たかもりいざやかぐら)

 今から1300年以前の昔、持統天皇の時代に唐僧が日本へ渡来する途中に暴風に遭い、高森島に漂着しました。その時、船に安置されていた薬師尊像を、ここ高森字竹山に安置したのが高森薬師の起源です。その後幾度となく興亡を繰り返し、1704(宝永元)年 高森薬師再興のため、京都の仏師、辰巳藏之助に薬師如来像、日光仏、月光仏、十二神将の仏像作製を依頼しました。そして翌年の1705(宝永2)年10月8日に入仏開眼供養が盛大に行われました。その頃、悪い病気が流行して村人を苦しめており、藏之助はその悪を追い祓うために神楽一体を寄付して、京都の古式豊かな「いざや神楽」を伝授したと伝えられております。以来春秋のお祭りには、村内安全、無病息災、五穀豊穣を祈願して高森薬師堂、高森稲荷神社への奉納と村内の各家々を祓い清めています。
 神楽舞としては、「幕がらみ」「御幣舞」「鈴舞」「三尺の剣」「天狗舞」「頭ざかし」「死んだり生きたり」という構成です。  
新潟市指定民俗無形文化財    高森神楽保存会  

■ 上演期日:
  高森神社の春祭り
  5月7日〜9日(神楽舞は9日のみ)
  高森神社の秋祭り
  10月7日〜9日(神楽舞は9日のみ)
■ 上演場所:高森薬師堂、稲荷神社、各戸
      (新潟市北区高森)


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