萬代橋の景観を考える7【終了しました】

• 主催：新潟まち遺産の会

新潟市は信濃川河岸付近に高層建築の建設が進んだ事態を受けて、2007年の景観計画策定に合わせ信濃川本川大橋下流沿岸地区を特別区域に指定し、50メートルの高さ制限を景観形成基準として位置づけました。背景には2005年新潟市の5つの市民団体と新潟市が共同で開催した「萬代橋景観フォーラム」とその結果としてまとめられた「萬代橋景観宣言」など、市民の水辺景観への関心の高まりがありました。

2023年9月の新潟市景観審議会はこの特別区域の景観形成基準の一部修整を最終的に答申しました。 この修整により、萬代橋周辺の建築物は高さ100メートルの高層建築が、周辺にオープンスペースを設ける等の条件を満たせば建設可能となる見込みです。「タワー建築」が萬代橋の近くに唐突にそびえたち、橋と周辺の景観に好ましいとは言えない変化が生まれる可能性も危惧されます。

一方今回の修整には色彩制限をより厳しくするなどのほか、景観へ配慮した定性基準（ガイドライン）も追加されました。今回は色彩に焦点をあて、色彩と景観の関係を学ぶとともに、色彩制限の意味を確認し、よりよい萬代橋の景観を創出するためには、さらにどのようなガイドラインが必要なのか、参加者によるディスカッションを通じて話し合います。

プログラム

① まち歩き 萬代橋周辺のカラーウォッチング

13：00-13：50

ホテルオークラ一階ロビーに集合

12：45から受付開始

＊J版塗料用標準色（6月24日「萬代橋の景観を考える6」で配布したもの）をお持ちの方は持参してください。

終了後、バス等で砂丘館へ移動します。

②「景観と色彩」について

14:30~15:30

14:15から受付開始

講師：高松智子(ユニバーサルカラープランナー協会会長・総合色彩プロデューサー）

③ディスカッション

市民提案による「萬代橋周辺景観ガイドライン」の策定に向けて、主催者による素案をもとに参加者で話し合います。

15:30~16:30

② ③の会場は砂丘館（新潟市中央区西大畑町5218-1）

※ 砂丘館には駐車場がありません。バス等をご利用ください。

※ 新潟市西堀地下駐車場をご利用の方は砂丘館にて駐車券提示で一時間分の無料券を差し上げます。

②③のみの参加も可能です。

■ 参加無料　■ 定員 20名　 ■主催　新潟まち遺産の会

■ 申し込み　新潟まち遺産の会　メール chanoma@machi-isan.sakura.ne.jp

■ お問い合わせ　025-384-0444