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映像展示 2025-26

  • 料金:観覧無料
  • 主催:砂丘館

2012年から始まった砂丘館の「映像展示」は今年で14回目となります。恒例のmikkyozと吉原悠博に、2020年に紹介した原田健一を加え、それぞれの最新作を紹介します。

吉原悠博

風景の諷刺_24K

12月9日(火)~ 21日(日)

9:00-19:00

視点を強要するカット編集でなく、まるで、ここに存在するような、リアルなシーンを再構築したい。ここ数年、8Kの動画を撮影できるカメラ3台をシンクロさせ、24Kの高解像度動画撮影に挑戦している。それは絵画を学んだ私が、絵画を超える「写真」を作り出したいと思っているからだ。写真の魅力は、やはり緻密な描写力にある考える。開祖・下岡蓮杖は、「毛筆の及ばざる所世此の妙技あり、(中略)筆を折り、刷毛を砕き茫然たるもの数日ついに之を学ばんと決意す」 新発田町長にして歌人・原公平は、写真師・丹後寬一郞に撮られた自身の肖像写真を見て、「“写真 筆に書く、絵たくみよりも、目の前に、たまもてうつす、かけそさやけき”」 と、やはり写真の「描写力」について詠っている。「写真」とは何か? 問いが自分につきまとう、考えて見れば、物心つく頃からだ。それは、150年続いた6代目の写真師だからだろう。

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※タイトル「風景の諷刺」は、私の先祖・吉原重雄が昭和14年に出版した詩集から引用した。

協力:岸本智也(映像エンジニア)

 

mikkyoz

mikkyoz019

2026年1月6日(火)~ 18日(日)

9:00-19:00

 

 

原田健一

探しなさい、そうすれば見つかるよ

2026年1月20日(火)~ 2月1日(日)

9:00-19:00

作家プロフィール

吉原悠博 Yoshihara Yukihiro

1960年 新潟県新発田市に生まれる。東京藝術大学油絵科卒業。在学中NYのアートスクールPratt Instituteへ2年間留学。140年の歴史を持つ「吉原写真館」6代目館主。2017年 『培養都市』文化庁メディア芸術祭 アート部門 優秀賞受賞2023年 『River』 文化庁メディア芸術祭 アート部門 審査委員会推薦作品。

 

mikkyoz le(音響) + 遠藤龍(映像)

2009年に結成され、音響、映像を用いた創作活動を続けている。砂丘館での展示は2012年から始まり、今回で13回目となる。

 

原田健一  Kenichi Harada

映像制作&研究

『映像集成Ⅰ 夢の中で倫理が生まれる』DVDブック 2021年

『映像をめぐる生のポリフォニー 七人のヴォワイアン〈見者〉との対話』2022年

『映像メディアの社会文化史 底辺から世界を鳥瞰する』2024年