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2023年 10月 07日の催し

マドハット・カケイ展

日時:2023年9月5日(火)~10月9日(月・祝)【終了しました】

乾いた土と湿った空気と   マドハット・カケイは新潟絵屋で過去3回(2002,07,13年)個展をし、2002年と2012年に新潟に来ている。「1954年イラクのキルクーク生まれ。バグダッドとマドリードの美術学校に学ぶ。イラン・イラク戦争の最中、軍から山岳地帯に逃れ、のちスウェーデンに滞在し、同国市民権を獲得」というのがその時の案内状に書いた彼の経歴で(一部修正した)、かなり長期に彼と時を過ごしたにもかかわらず、私が彼の数奇と言ってもいいであろう過去について知っているのは今もそれ以上ではない。イランについても、イラクについても、クルドの人々についても、私が持っているのは初歩的ですらない知識程度だから、質問が浮かばないということもあったし、彼自身も過去の経験を、そんな私に積極的には話したがらないふうでもあった。その私が彼の展示を企画したのは、やはり絵が魅力的だったからだ。 彼の初期の木版画「クルディスタン」を時々砂丘館に飾りながら、彼がいつか映像で見せてくれた、そして近年の彼がフェイスブックでしばしば写真や動画を紹介している、乾いた空気と白っぽいベージュ色の土で覆われた土地をぼんやり想像したりする。 ストックホルムのマドハットから、新潟でいつ自分の展示をするのかと、去年問い合わせがあった。マドハットは1986年に初めて日本に来て千葉市の一角に仕事場兼住まいを得て、制作をし、その間に洲之内徹、針生一郎などの美術評論家と出会い、洲之内の「きまぐれ美術館」でモハメッド・M・アリという以前の名で紹介されたこともある。その千葉に、今も襖に描いた絵がたくさん置いてあるという話を以前聞き、ぜひ新潟で並べてみたいと私が言ったのを覚えていたのだった。 2000年代になってからの、いろんな色を厚く重ねながらも、その最上層一色だけに塗られた壁のような画面に変化する以前の彼の絵は、なんとも優美で、粗っぽい太い線や細い線、そして鮮やかな中間色ともいうべき美しい色を使い、主に女たちを要のモチーフにした、木版画的なモノクロームの世界と彩色画の世界が併存するような独特の画面で、体をくすぐる香りに似た魅力を放っていた。私の知らない乾いたクルディスタンの土と、竹林に囲まれた彼の千葉の家の湿潤な空気が、混ざり合ったようなそれらの絵は、何度見ても、やはりはっとさせられる。 見るもの、聞くもの、味わうものすべてにカケイが示す反応も、恐ろしいほど率直で、フーテンの寅さんのような愛嬌があって、笑いと、微笑みと、緊張を感じさせる。以前の絵にも、今の壁のような絵にも、彼の人間とこれまでの人生の時間が反映し、明滅しているのは確かだ。 言葉では詳しく聞けないことを、私は、そんな絵たちから聞いていたのかも知れない。

大倉宏(砂丘館館長)

ギャラリートーク 9月9日(土)14時~15時半 マドハット・カケイ 通訳 藤原祥(画家・友人) 聞き手 大倉宏(砂丘館館長) 参加料 500円 定員 30名 申込不要 直接会場へ  

同時期開催

マドハット・カケイ展

2023年 9/16[土]-29[金]

11:00~18:00(最終日~17:00)

新潟絵屋

新潟市中央区上大川前通10番町1864 TEL&FAX 025-222-6888 Email info@niigata-eya.jp

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モンブランの会

日時:2023年10月7日(土)【終了しました】

栗の生産地として知られる五泉市・村松に生まれたなつかしく、新しい味の栗と、新潟の老舗菓子店が出会って生まれた絶品の「クリスタルモンブラン」を、バイオリンの調べと共に味わいます。  

◆栗を語る 桐生忠教+本間 彊(丸屋本店代表取締役会長)

五十年以上も栗栽培を続けている桐生忠教さんは「栗づくりはアートのようなもの」と考えています。一粒に丹精を込めた桐生さんの大粒の栗の味を、どう菓子に生かし、引き出せるか。トークではそんな栗づくりと菓子づくりのアートとの対話の物語を伺います。 桐生忠教(きりゅう ただのり) 五泉市村松で30種もの栗を栽培。低樹高栽培という木の内側まで光を入れる方法を取り入れ、普及につとめ、栗の消費拡大にも努力している。栗の皮むき用ハサミや焼き栗用フライパンなどの製品づくりにも関わる。1995年栗栽培技術に対し農林水産大臣賞受賞。同年と96年に栗を明治神宮に奉納した。全国や世界の栗を訪ねて回る、音楽、美術もこよなく愛する栗博士である。JA新潟かがやき、村松栗組合顧問。  

◆モンブラン製作実演 永井聖哉(丸屋茶寮古町本店)

永井聖哉(ながい せいや) 新潟市内のホテルにてパティシエとして長年勤務。現在は丸屋茶寮 古町本店にて村松栗モンブランのほかタルト・タタンなどをその場でお作りし、ご提供しています。葛きり、かき氷などの技術は一級品。

◆モンブランを味わう

バイオリンの調べに耳をかたむけながら、作りたてのモンブランを、和紅茶とともに味わいます。 バイオリン演奏 庄司 愛(しょうじ あい) 新潟市出身。桐朋学園大学音楽学部演奏学科ヴァイオリンコース卒業。桐朋学園室内楽演奏会出演。山宮あや子、奥村和雄、辰巳明子各氏に師事。現在トリオ・ベルガルモのメンバーとして演奏活動を行う一方、新潟中央高校、新潟市ジュニアオーケストラ、桐朋学園付属の「子供のための音楽教室」などで後進の指導にあたっている。

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    〒951-8104
    新潟市中央区西大畑町5218-1

    TEL & FAX 025-222-2676
    E-mail sakyukan@bz03.plala.or.jp
    9:00~21:00
    (冬季12〜3月22日までは19:00まで)

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旧日本銀行新潟支店長役宅を新潟市所有の芸術・文化施設「砂丘館」として公開。
建物や庭園を無料で見学できるほか、年間を通して蔵のギャラリーや和室空間を活用した企画展やコンサート、ダンスパフォーマンスなど、さまざまなイベントを開催しています。
ギャラリーや和室は貸出しもしており、サークル活動や市民主催の展覧会会場としても利用できます。

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