新内節 岡本宮之助をきく会の画像

民衆に愛された古典芸能

新内節 岡本宮之助をきく会

  • 開催期間:【終了しました】2017年 11月25日(土)①13時30分~②16時30分~※演目が異なります
  • 料金:一般各回3,000円(通し5,000円)、中学生・高校生 各回2,000円(通し3,000円)※小学生以下は保護者同伴で無料/定員:各回40名
  • 主催:砂丘館 協力:新潟大学コア・ステーション〈声〉とテクスト論教育研究センター

出演:

浄瑠璃 岡本宮之助

三味線 鶴賀喜代寿郎

上調子 岡本文之助

 

演目:

① 午後一時半~三時

新内流し

明烏(古典曲)

滝の白糸泉鏡花『義血侠血』より)*

むじな小泉八雲原作)*

ほか

 

午後四時半~六時

新内流し

蘭蝶・虫づくし(古典曲)

十三夜(樋口一葉原作)*

  *岡本文弥作品

 

新内とは?

新内(しんない)節は、扇情的とも評された京都発祥の豊後節(ぶんごぶし)の流れを汲み、江戸中期に 鶴賀若狭掾(わかさのじょう)とその美音の門弟・鶴賀新内(しんない)によって確立された江戸浄瑠璃の一派です。早くから劇場を離れて素浄瑠璃として発展し、また、遊里を舞台とした「流し」と呼ばれる独特の演奏形式を生み出して人気を博しました。情感溢れる節回しで遊女の哀切や人情の機微を細やかに語る芸風は庶民に愛され続け、「蘭蝶(らんちょう)」「明烏(あけがらす)」が古典の名曲として知られています。

三世 岡本宮之助(三世 岡本宮古太夫)

新内節・岡本流後継者として大伯父・岡本文弥、五世宮染に師事。岡本文弥と親交の深かった邦楽演奏家・平井澄子にも薫陶を受ける。岡本流以外では演奏不可能になった多くの浄瑠璃を正しく継承。「演奏しなければ無いも同然」をモットーに、ごまかしの無い演奏と保存に努力する。膨大な文弥作品と共に新内節普及に奮闘中。また新曲創作にも積極的に取り組む。創作依頼も多く、作品の評価も高い。演奏会、舞踊会、放送など出演多数。

新内流し

新内と言えば、時代劇で花街や遊里、時には街中を歩いていく 〝新内流し〟を思い浮かべる方も多いでしょう。

地の三味線と上調子の二挺三味線で街頭をチンカラチンカラと流し、町家の軒下で立ったまま、よばれた時には座敷に上がって語る演奏形式。新内は〝流し〟を通して町の中に出て、町の中で芸を聞かせ、町の人と親しくなっていったのでした。

※本公演は一部、二部で内容が異なります。ぜひ二部続けて、ご覧下さい!

 

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<連携企画>こちらもどうぞ!

粋な小三で粋な師匠の粋な新内を楽しむ

「小三芸能ごよみ 新内節の夕べ」

弾き語り 岡本宮之助 上調子 岡本文之助

11月24日(金)午後6時30分~

会費: 特別価格 八千円(税サービス料金すべて込み)

内容: 新内流し・新内節(招花堂弁当・お飲み物一本又は一杯付き)

会場: 小三別館(新潟市中央区西堀前通八番町一五〇九) 

主催:日本料理 小三(こさん) お問合せ、ご予約はお電話で☞025(223)5606

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砂丘館での催しは、下記まで