「やってくるもの・流れ出すもの・身体から身体へ」

堀川久子・音楽と踊るシリーズ3 川合AKAさんとの即興 【中止(延期)いたします】

  • 開催期間:2021年◆ 9月10日(金)19時〜 ◆11日(土)15時〜/19時〜  ◆12日(日)11時〜/15時〜 全5回公演
  • 料金:一般2,000円 高大生1,500円 中学生以下無料 2回目以降のご参加は200円引き 定員:各回13名
  • 主催:砂丘館

新型コロナウイルス感染拡大への対応として砂丘館が臨時休館(9/3-16)するため、本公演を中止いたします。12月ごろに同じ出演者による公演を予定しています(ホームページ等で改めてお知らせいたします)。

 

 

堀川久子(踊り・声)・川合AKA(気配の音)

川合AKAさんとの即興

私は高校時代に音楽の即興演奏に出会い、

即興するということに引き寄せられた。

合わせて演奏するというのでなく、個人それぞれが独立して、

出会ったり、出逢わなかったり、ずれたり、追いかけたり、

それは中心がないというか、中心が移動していく関係でもあり、

常に新しいものを模索して行く瞬間の連続だ。

その個としてのあり方は、生活の現場、

そして社会を考える意味でも自分にとっては

とても重要なものになっていた。

即興するために身体を覚醒させたいと始まって、踊りに出会った。

今回の相棒は、高田在住の川合AKAさん。

長い間チェンバロを演奏されてきたが、

肩に支障が生じ古楽演奏することを断念、違った形での音楽を模索。

それを彼女は気配の音と呼ぶ。

どんな気配がやってくるでしょうか?

どうぞ、私たちと空気をともにしてください。

(堀川久子)

 

 

*新型コロナウイルスの感染拡大防止のためマスクの着用をお願いします。また当日検温を実施させていただきます。

 

申し込み:砂丘館まで電話・ファックス(025-222-2676)またはEメール(yoyaku@bz04.plala.or.jp)で

*ファックス、E メールでお申し込みの場合は 連絡先(電話番号)と人数を併記してください。

作家プロフィール

堀川久子(ほりかわひさこ)

新潟市に生まれる。美学校・小杉武久音楽教場で即興を志す。舞踊家・田中泯の主宰した身体気象研究所、農場、舞塾などでの20年の活動の後、1998年に新潟市に帰郷。新潟市を拠点にヨーロッパでも活動しながら踊っている。場所に生まれる踊り、人、物との間に生まれる踊り、外界の要素を身体に取り込みながら、そこに生まれてくるものを眺めていく。野外の様々な場所でも踊ってきた。美術・音楽・語り芸など様々なアートとの共同作業も多い。知的障害を持つ人々とのワークショップも模索しながら長年続けている。郷土の伝統芸能を訪ね歩いている。なにげない1ミリ隣に新たな踊りが潜んでいる。

川合AKA(かわいあか)

高校・大学で音楽を専攻。古楽の演奏活動と共に1982年からは『ヴァリエテ』『サラスヴァティ』『のいづんずり』『分裂』等、インディーズシーンで活動。’90年即興ユニット『paraplegik a-r-t kluster』開始、2001年Roedeliusとのコラボレイションを機にPAKに改称、多彩なゲストを招き『PAK+』を展開。ほか即興活動としては、『モルガナ実験室』にて多様な音楽ジャンルの面々と演奏・交流。舞踏、演劇、朗読などとのセッションも多数。舞踏では、え~りじゅん、招魂舎痴明、麻吹sable、Abe “M”ARIA 等と共演。2016年上越市高田に移住。2018年『大由鬼山コンサート:玄風』第二部で大由鬼山と共演。2021年<気配>を主題に置く。 三弦、パーカッション類、the Stick、アナログシンセ、ほか。