特別展示 久保舎己 ひとがゆくの画像

特別展示 久保舎己 ひとがゆく

  • 開催期間:12月16日(土)~27日(水)【終了しました】
  • 開館時間:9時~19時
  • 料金:観覧無料
  • 主催:砂丘館

三重の版画家久保舎己が2022年に制作した長さ10メートルの木版画「ひとがゆく」を新潟絵屋での久保舎己展開催に合わせて展示します。

数種類の版で捺された人が、空白の世界を歩きだし、集り、群れ、離れ、倒れ、立ち上がり、また歩いてゆく姿に本年10月に逝った作者が問いかけ、考えつづけたこの世界が開かれています。

 

また同じ作者の「ひとがゆく」20メートルの絵巻は12/23・24の2日間、新潟市西堀通り7の正福寺で展示します(13時~17時)

詳細は新潟絵屋のホームページをご覧ください。

砂丘館展示

正福寺展示

作家プロフィール

久保舎己(くぼ すてみ)
1948年三重県津市生まれ。66年東京寛永寺美術研究所に学ぶ。75年木版画を独学ではじめる。三重を中心に、愛知、東京、新潟などで発表。2018年ドイツ・ブッフハイム美術館で企画展、23年5月~6月原爆の図 丸木美術館で「久保舎己木版画展 ひとがゆく」が開催される。刊行物に『久保舎己 版画集 1977-2012』(ドイツ語/英訳・日本語訳あり)、『ホシヒト ある“個”の軌跡―久保舎己木版画集』(言水制作室)などがある。2023年10月4日逝去。