【佐藤真展・関連イベント】
「写真で読む東京」DVD上映
- 開催期間:【終了しました】2017年 9月24日(日)13:00~14:30/会場:砂丘館 一階和室
- 料金:観覧無料 当日先着40名(予約不要、直接会場へ)
- 主催:砂丘館、共催:新潟と会<水と土の文化創造都市・市民プロジェクト>
1996年NHKのETV特集として放映された佐藤真の映像作品を上映します。
「変貌する街角で-桑原甲子雄と長野重一」、「大都会の光と闇-内藤正敏と荒木経惟」の2部構成で、東京と向き合った4人の写真家をとりあげたTV番組。インタビュアーは写真評論家・飯沢耕太郎。写真家・牛腸茂雄の「不在」を描いた『SELF AND OTHERS』に先行する、佐藤真が「写真」と向き合った映像作品。
【当日、開演1時間前<12時>より、入場整理券を配布します。参加希望の方は受付へお越し下さい】
写真で読む東京
1996年(90分)
監督・構成/佐藤真
リポーター/飯沢耕太郎 撮影/小林茂 語り/加賀美幸子 音声/奥井義哉 音楽/鈴木大介 編集/和田至亮 プロデューサー/代島治彦 制作統括/仁平雅夫 丸山健一
第1回 「変貌する街角で-桑原甲子雄と長野重一」1996年2月5日放送
戦後焼け跡から現在まで、東京を撮り続けている二人の写真家、桑原甲子雄と長野重一。東京の下町に生まれ、戦前からライカを手にアマチュア感覚で都市を観察してきた桑原。戦後すぐから第一線の報道写真家として活躍し、また映画の撮影監督としても名を知られる長野。この二人の写真家の≪東京写真≫と生きざまを通して『戦後50年の記憶』をたどる。
第2回 「大都会の光と闇-内藤正敏と荒木経惟」1996年2月6日放送
1985年出版された写真集『東京―都市の闇を幻視する―』の有名な一枚、「ゴミバケツで餌をあさる七匹のネズミ」のように都市の<見えないもの>を撮ろうとした内藤正敏。『東京エレジー』『東京は、秋』『東京物語』『Tokyo Nude』『東京ラッキーホール』『東京風』『東京日記』と精力的に東京をメインテーマとして活動する荒木経惟。東京の<見えないもの>を写す内藤、<見えるもの>なんでもシャッターを押す荒木、この二人の写真家の対照的な写真群を並べると、高度成長期に異常膨張した都市の光と闇が出現する。
(佐藤真監督の企画ノートより)
※第1回、2回と続けて上映いたします。
※終了後、同会場にて飯沢耕太郎さんによるギャラリートーク「佐藤真と写真」を開催します。(入れ替え制、要予約)