【佐藤真展・関連イベント】
ギャラリートーク・1「佐藤真と写真」、2・「佐藤真はアートとどう向き合ったか」
- 開催期間:【終了しました】
- 主催:砂丘館、共催:新潟と会<水と土の文化創造都市・市民プロジェクト>
写真評論家の飯沢耕太郎さん、美術評論家の椹木野衣さん、『日常と不在をみつめて ドキュメンタリー映画作家 佐藤真の哲学』編集者の清田麻衣子さんをお迎えし、佐藤真について語るギャラリートークを開催します。
■ギャラリートーク1 「佐藤真と写真」
ゲスト:飯沢耕太郎(写真評論家)× 聞き手/大倉 宏(砂丘館館長)
9月24日(日)15:00~16:30 会場:砂丘館 一階和室
参加費500円、定員40名/要予約
私が牛腸の写真に魅かれるのは、
柔らかい視線の中に
冷徹な悪意をもった視線が
立ち現れてくるからである。(佐藤真)
新潟県加茂市出身の写真家・牛腸茂雄の『SELF AND OTHERS』をはじめ、映画と写真について多くの言葉を遺した佐藤真の視点を探る。
ゲストプロフィール
飯沢耕太郎(いいざわ こうたろう)
写真評論家。きのこ文学研究家。1954年宮城県生まれ。1977年日本大学芸術学部写真学科卒業。1984年筑波大学大学院芸術学研究科博士課程修了。1990年季刊写真誌『デジャ=ヴュ』を創刊し、編集長となる(1994年まで)。『写真美術館へようこそ』(講談社現代新書1996 サントリー学芸賞)、『デジグラフィ』(中央公論新社 2004)、『きのこ文学大全』(平凡社新書2008)、『写真的思考』(河出ブックス 2009)、『深読み!日本写真の超名作100』(パイインターナショナル 2012)、『現代日本写真アーカイブ』(青弓社 2015)、『きのこ漫画名作選』(Pヴァイン 2016)など。
同日シネ・ウインドにて、◆9/24(日)18:20~上映『SELF AND OTHERS』/トーク:飯沢耕太郎「佐藤真と『SELF AND OTHERS」合わせてご覧下さい!
■ギャラリートーク2
「佐藤真はアートとどう向き合ったか」
ゲスト:椹木野衣(美術評論家)×清田麻衣子(『日常と不在を見つめて』編集・里山社)×大倉 宏
10月4日(水)19:00~20:30 会場:砂丘館 一階和室
参加費500円、定員40名/要予約
袋小路に陥っている現代アートの混迷を、
シゲちゃんのアートは
見事に突き破っている。(佐藤真)
『まひるのほし』『花子』で知的障害者と呼ばれるひとびとの、アートとひとの間を描いた佐藤真。佐藤真と美術の関わりとは?
また、新潟・砂丘館ともかゆかりの深い美術評論家・洲之内徹についても話を拡げます。
ゲストプロフィール
椹木野衣(さわらぎ のい)
美術評論家。1962年秩父市生まれ。同志社大学文学部文化学科を卒業後、東京を拠点に批評活動を始める。著書に『シミュレーショニズム』(1991洋泉社)、『日本・現代・美術』(1998 新潮社)、『「爆心地」の芸術』(2002 晶文社)、『黒い太陽と赤いカニ―岡本太郎の日本―』(2003 中央公論新社)、『戦争と万博』(2005 美術出版社)、『美術になにが起こったか』(2006 国書刊行会)他。手掛けた展覧会に「アノーマリー」(1992 レントゲン藝術研究所)、「日本ゼロ年」(1999-2000 水戸芸術館)、「太郎のなかの見知らぬ太郎へ」(2006 岡本太郎記念館)等。『後美術論』(2015 美術出版社)で吉田秀和賞受賞。多摩美術大学美術学部教授。
清田麻衣子(きよた まいこ)
里山社主宰。編集者・ライター。1977年福岡県生まれ。明治学院大学文学部芸術学科を卒業。卒業論文は佐藤真論。出版社勤務ののち2012年独立、里山社を始める。刊行した書籍に、田代一倫写真集『はまゆりの頃に 三陸・福島2011〜2013年』、『井田真木子著作撰集』『井田真木子著作撰集第2集』『日常と不在を見つめて ドキュメンタリー映画作家 佐藤真の哲学』『山田太一セレクション 早春スケッチブック、想い出づくり、男たちの旅路』。
同日シネ・ウインドにて、◆10/4(水)17:15~トーク:椹木野衣「ブリュット?アウトサイダー?」/17:25~上映『花子』合わせてご覧下さい!
☞上映スケジュール「佐藤真の遺したもの」 9/23-10/6
☞「佐藤真の新潟―反転するドキュメンタリー」展 9/15-10/15
- お申込み(TEL/FAX): 025-222-2676
- お申込み(E-mail): sakyukan@bz03.plala.or.jp
- ※emailまたはfaxでお申込みの場合は、連絡先(電話番号)、人数を明記してください。
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