〈特別展示〉福島論+福島麗秋《主題と変奏》 映像 遠藤龍 【終了しました】
- 開催期間:2025年1月4日(土)~1月13日(月・祝)
- 開館時間:9:00~19:00
- 定休日:月曜日(1月13日は開館)
- 料金:無料
- 主催:砂丘館
2024年に制作発表された、この十数分の音楽・映像作品を最初液晶画面上で聞き、見たとき、動くことは止まること、止まることは動くこと、という言葉が、ことが、実体としてそこにあることに衝撃とよろこびを感じた。砂丘館の蔵の暗がりと輝きのなかでそれを深呼吸してみたくなった。 (大倉宏 砂丘館館長)
作家プロフィール
福島諭
1977年生まれ。新潟県出身。作曲家。情報科学芸術大学院大学[IAMAS] 修了。現在、博士後期課程在籍。2002年よりリアルタイムなコンピュータ処理と演奏者との対話的な関係によって成立する作曲作品を発表。また、即興演奏とコンピュータによる独自のセッションを試みるバンド Mimiz(みみづ)の メンバー。濱地潤一との共同作曲による室内楽作品《変容の対象》を2009年から継続。2020年以降は、共同制作のあり方を音楽以外の表現へ拡張している。2016年G.F.G.S.レーベルよりCD「福島諭:室内楽2011-2015」をリリース。日本電子音楽協会理事(2017年度~)。作曲を三輪眞弘に師事。主な賞歴として、2014 第十八回文化庁メディア芸術祭アート部門 優秀賞、2017 「坂本龍一|設置音楽コンテスト」佳作など。
福島麗秋
1948年生まれ。群馬県出身。新潟大学人文学部(法)卒。教職の道を進む。1994年、新潟県教員として佐渡勤務の折、村松流尺八に出会う。1998年師範(逸遊)を取得。2000年に都山流尺八に入門し、2006年準師範(麗秋)を取得する。2007年より息子である作曲家の諭とPCと尺八の共演をスタートさせ、限りなく広がる音響の未知の世界を追い求めている。2022年には岐阜県美術館でのイベント「エレクトロニック・ラーガのための室内楽」において、尺八による演奏および即興を行った。現在は都山流師範となり「麗秋山」を名乗る。
遠藤龍
写真、映像、音を用いて創作活動を続ける。個人活動のほか、2009年よりleとのユニット“mikkyoz”として活動。