華雪展「刺心」
- 開催期間:2025年7月26日(土)~8月31日(日)【終了しました】
- 開館時間:9:00-21:00
- 定休日:月曜日(8/11は開館)、8月12日、14日、15日
- 料金:無料
- 主催:砂丘館(新潟絵屋・新潟ビルサービス特定共同企業体)
雪展 刺心(ししん)
協力 みずとつちの芸術祭実行委員会、西大畑旭町文化施設協議会(異人池の会)
展示協力 エフスタイル、北書店、旧齋藤家別邸、新潟絵屋、Bar Book Box STORE、ハナモモ、Pitu、ヒメミズキ、北方文化博物館新潟分館、丸屋本店(甘味 丸屋茶寮)、むすびや百、ゆいぽーと(新潟市芸術創造村・国際青少年センター) *50音順
*本展は「みずとつちの芸術祭」(会期7/12-9/23)と連携して実施されます。
みずとつちの芸術祭は、2018年に閉幕した水と土の芸術祭の意志を市民でつなぐ芸術祭。ゆいぽーとを中心に、新潟市11会場、新発田市3会場、長岡市1会場で作品展示等を行う。
新潟に通い始めた20年前、信濃川と日本海に挟まれた中洲「新潟島」に惹かれ、歩いたり走ったりを繰り返した。
砂でつくられた島の地形は今も少しずつ変化を続けている。
川、河口、海を眺めながら歩く。この足元は以前とは、そして少し先も同じものではないのだと思い、目の前の景色を見つめる。
「海」の字は海から遠く離れたところでつくられた。
海を知らない人々にとって、海は暗い未知の世界とイメージされていたという。
新潟島から見る海は、わたしにとって深淵であり未知なもののままだ。
雪が溶け、芽吹き、花開き、枯れてまた次の季節の巡りを待つ花もまた不思議なもののままだ。
混迷する現在、未知や不思議の存在が、時に確かな存在に思える。新潟島にいるとそのことをより色濃く感じる。
新潟島を知り始めた頃、「刺心」というタイトルで展示を行った。
今回、今一度、新潟島で知った胸に強く響き続ける変わりゆくものと変わらないものを「海」と「花」の字を軸にあらわしたいと思う。
華雪
砂丘館での華雪の個展は2007年の「足もとのこと」以来、18年ぶりになる。このとき奥座敷に展示されたのが「刺心」*だった。翌年の新潟絵屋の個展「刺心」で「この言葉と刃を思い出させる形が、私が字を書く気持ちの根っこの形なのかと思った」と書いている。砂丘館と、新潟島の施設と店舗を会場に開催される今回の展示は、華雪の表現者、人としての、新潟というまちにつながりからまる「根っこ」を、ともにたどる時間になりそうだ。
大倉宏(砂丘館館長) *刺心:胸に強く響くこと
公開制作とトーク
7月27日(日)14:00-16:00
定員25人 参加料 1,000円
申込み受付開始 7月9日(水)9:00から(ファックス。Eメールも)
ワークショップ「一」を書く
8月23日(土)
14:00-16:00
18:00-20:00
定員10名
料金3000円(材料費込)
申込み受付開始 8月6日(水)9:00から(ファックス。Eメールも)
展示のある施設と店舗の作品公開日と時間
展示協力(五十音順)
※ 作品が見られる日時は施設・店舗ごとに異なります。上記でご確認ください。
※「むすびや百」は当初8月3日を公開日としていましたが休みになりました。(8/1)
※「Pitu」は当初8月12日~14日の営業時間を11時~16時としていましたが12時~18時30分ころまでに変更になりました。ドリンクやアイスなどが中心の軽喫茶営業でちょい飲み用のお酒もございます。(8/10)
※「Pitu」は8月15日は公開日という情報が一部公開されていますが、お休みです。ご注意ください。(8/13)
※「むすびや百」は8月22日はお休みになりました。30,31日は開店します(8/21)
※「BarBookBox STORE」は8月31日はお休みです(8/24)
※「ハナモモ」は8月29日の開店時間は17:00~22:00です(8/26)
※「BarBookBox STORE」の8月28日の営業時間は13:00~17:00に変更になりました。(8/28)
中央区愛宕1丁目7-6
8/2.4.11.16.18.23.25.30.公開。 11:00~18:00
中央区下大川前通4ノ町2230 エスカイア大川前ブラザ1F
8/418.25.以外は全て公開。11:00~20:00
中央区西大畑町576
8/4.12.18.25.30.31以外は全て公開。9:30~18:00
新潟絵屋
中央区上大川前通10番町1864
8/1.2.17.以外は全て公開。11:00~18:00
*7月30日、8月16日、8月31日は11:00~17:00
中央区東中通1番町86-21 トールビル3階リトルライトシアター
8/7.20.21.27.公開。13:00~20:00 ※13日と14日は13:00~18:00
8/8.9.11.12.22.23.29.30公開。13:00~22:00
8/28.公開。13:00~17:00
中央区下大川前通5ノ町2198
8/1.15.22.29公開。 17:00~22:00
8/2.3.10.11.14.16.17.20.21.23.24.27.28.30.31.公開。 11:00~20:00
中央区二葉町2丁目5169-21
8/12.13.14.公開 12:00~18:30頃まで
8/19.20.26.27.28.公開 11:00~16:00
中央区古町通2番町528
8/5.6.12.13.19.20.22.26.以外は全て公開。11:00~18:00
中央区南浜通2番町562 ※要入館料(一般450円、小中学生200円)
8/4.12.18.25.以外は全て公開。9:30~17:00
中央区東堀通6番町1038
8月は全日公開。9:30~19:00
*8月13日は9:30~18:00
中央区古町通3番町556
8/3~15迄、8/18.25.30.31以外は全て公開。12:00~17:00
中央区三楽町2丁目5932番地7
8/25を除く全ての日公開。9:00~21:30
※「Bar Book Box STORE」「ハナモモ」「Pitu」「丸屋本店」では飲食を楽しみながら作品をご鑑賞ください。
*ちらしには記載がありませんが、旧齋藤家別邸でも作品を展示しています。

photo :Kobo
作家プロフィール
華雪(かせつ)
1975年、京都府生まれ。一字書を中心とした個展を92年より開始。書を習い始めた幼少時、東アジアの文字文化研究者・白川静が手がけた漢和辞典に出会い、漢字の起源、成り立ちに興味を持つ。また、抽象表現主義との相互作用によって形成され、第二次世界大戦後の日本で勃興した前衛書に大きな影響を受ける。主な展覧会に、2012年「水と土の芸術祭」(北方文化博物館新潟分館)、2015年「高橋龍太郎コレクション展——メッセージズ」(十和田市現代美術館、青森)、2016年「山形ビエンナーレ」(東北芸術工科大学/旧西村写真館、山形)、2018年「生命の樹」(ヴァンジ彫刻庭園美術館、静岡)、2018年「Kasetsu in Conversation with Rosetsu」(Museum Rietberg、チューリッヒ)、2021年「ことばのかたち かたちのことば」(神奈川県民ホールギャラリー、横浜)、2021年「ASIA NOW」(Galerie ANTHOLOGIE、パリ)ほか。2025年には中国での初個展(元白gallery、杭州)を開催した。
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- ※emailまたはfaxでお申込みの場合は、連絡先(電話番号)、人数を明記してください。
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