足踏みオルガンとの時間

  • 開催期間:【終了しました】2019年12月14日(土)午後3時〜 / 午後7時〜 2回公演
  • 料金:一般2,000円  大学・高校生 1,500円 中学生以下無料
  • 主催:砂丘館

演奏:千野秀一 踊り:堀川久子

砂丘館の茶の間にある足踏みオルガン。2002年に解体された東厩島町の町屋小川家で踊った時に、すでに音が幾つか出ないこのオルガンを私がいただいた。そして、長い間弾かれないままだったオルガンは砂丘館に引っ越し、今年のある日、加藤啓さんのパフォーマンスに演奏にいらした千野秀一さんが見つけて弾いてくださった。千野さんはきっと簡単に治るよ、掃除してもらえばいいよ、と言ってくださって、修復の決心の後押しをしてくださった。治ったら弾きにくるよとの言葉をいただいて、それが今回となりました。ぜひ、ご来場ください。足踏みオルガンの音色を楽しんでください。(堀川久子)

要申し込み 各回定員30名

 

作家プロフィール

千野秀一
即興演奏家。20代からライブ、各種伴奏音楽などで活動ののち40代から手探りで即興演奏を始める。さまざまな出会いがあったが50代になって障害児の即興音楽に参加したことは忘れがたい。近年はドイツに移住しオルガンを通して中世ヨーロッパ音楽の即興性と実験精神に触れる。よく弾くのはピアノ、壊れたオートハープ、コンピュータ。アブドゥール・イブラヒム、コンロン・ナンカロウ、源経信を敬愛する。

堀川久子
即興舞踊家。新潟市生まれ。20年間の舞踊家・田中泯との活動ののち、1998年より新潟市に活動拠点を移す。独舞を中心に、音楽家、美術家との共同作業、ワークショップなどをヨーロッパでも展開。知的障害を持つ人々とのワークショップも現在は9年目になった。各地の昔ながらの盆踊りを訪ね踊っている。93歳の母と暮らす。アートの無名性にどこまでも憧れている。